こんにちは(^-^)
知っている方も多いかもしれませんが、今一度、中学生の1学期末テストの重要性を、学年別にお話します。
■ 3年生
説明など必要ないような気もしますが、内申点がほぼ確定します。
「えっ!? 2学期じゃないの???」……学年です。3年生は2学期までしかないので、1学期で半分オシマイです。つまり、半分確定します。ここで3がついた科目は、1や5がつくことはありません。
つまり、教科ごとの変動はあっても1段階なので、「2学期に13上げる!!」を実現するためには、成績のつき方のルールを今すぐ変える必要がありますが、そんな権限はないので、結局不可能になります。
■ 2年生
いよいよ公立高校受験に影響する「内申点」にタッチします。使われるのは「3学期の成績」ではなく「学年の成績」ですから、4月からすべてが成績の対象です。つまり、もう終わった中間テスト、これから始まる期末テストによって1学期の成績がつきますが、それで2年生の分は35%ほど決まります。もちろんまだ変動できますが、2がついた教科で5がつくことはないでしょう。(3年生で5がつく可能性はまだ残ります。)
■ 1年生
「内申点」に関して言えば1年生は関係なく、「理屈の上では」1年生のときにオール1でもトップ校に入れる可能性は残ります。しかし現実的なお話をすると、たとえば1年生のときに英語がまったく分からない状態になり、成績は2をキープしていたとします。この生徒が復習を重ね、2年生の最初から「満点を連発、分からないことなどない」という状態を作れるのでしょうか。理屈の上では可能です。多分実現した人、よぉ~く探せば存在するかもしれません。しかし、「コッチのアナタも、ソッチのアナタも、誰にでもできますよ」と言えるような簡単なことではありません。
それこそ周りが心配するほどの頑張りをもってしても、できるかどうかは不明という状態です。
つまり、中学校の学習の基礎である1年生の内容は1年生のうちに固めておかなければ、2年生や3年生になってから焦っても手遅れとなってしまいます。
1年生のことが中学校の基礎ですが、1年生の内容の基礎は1学期に集約されます。つまり、1学期の中間テスト、期末テストの得点が大雑把には中学校での得点域を占うことになるのです。
と今書いていて浮かんだ私個人の見解を申しますと、最重要は1年生です。1年生までの基礎 (小学校の内容も含むために「まで」という語がついています) の復習は2年、3年になってからでもできますが、復習をする分だけ負荷がかかります。また、復習すべき量が増えるため、単純に負荷は増します。さらに、焦りもあるでしょう。
でも、1年生までの内容を1年生のうちにマスターしておけば、2年生以上になってもそれほど焦らなくて良いのです。
というコトで、中間テストが終わった以上、様子見の期間は終わりました。期末テスト、2学期に得点を上げたい方からのご連絡、お待ちしています。
046-205-6447 (平日14時から22時まで)
受付担当:佐藤